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条件を満たしたはずの国民年金の納付猶予申請が差戻し…そのワケは?

7月5日、国民年金の納付猶予を、マイナポータルで電子申請で行いました。

審査には数ヶ月かかるとの見込みでしたが、翌々日の7日に通知が来ました。

内容は「申込みの不備による差戻し」とのこと。

「いやいや、ちゃんと申請したぞ!」と思ったのですが、何故差戻しされたのか

今回は、その原因を探る記事になります。

 

↓これが電子申請の記事。この時はHAPPYだったのに…ドウシテドウシテ…

souta-k.hatenadiary.jp

1.条件は満たしたのに何で差戻し?

iPhoneのマイナポータルに通知のポップアップが来たので

パソコンから「申請状況の照会」をしてみた所、こんな状態になっていました。

「ええっ!?なんで差戻しなの?必要な書類もちゃんと添付したし、

失業中だから納付猶予の特例対象になるはずでしょ?」

と、思わず混乱しました。

 

しかし本日は日曜日、年金事務所の問い合わせ窓口は開いていません…。

では何か書いてあるか?と差戻しをクリックして内容を確認してみました。

1-2日本年金機構「えぇ~本当に納付猶予で大丈夫でござるかぁ~?」

そんな訳で差戻しの添付ファイルを確認してみたところ、返戻票というのがありました。

届書名:保険料免除・納付猶予申請書

理由:記入不備

通信欄:免除等区分について、ご確認願います。

「納付猶予」が第一希望でよろしいでしょうか。

追納されない場合、将来の年金額に反映されませんので、

全額免除の審査についても、再度ご検討ください

 

日本年金機構「ホントに納付猶予で良いの?全額免除もあるよ?一旦差し戻すね♡」

(^ω^)…

 

 

良いに決まってんでしょ!

どうせ納付猶予以外通らないだろうと思って、納付猶予だけ申請したの!

そんな理由で差し戻すなら、再申請やったらぁ!

おまえさんの言う通り、全額免除含めて審査してもらおうじゃねえか!

 

と、見た瞬間は頭が湯気ポッポーだったのですが、後々私は恥ずかしい思いをします。

2.審査基準から免除は通らないと判断したのに…

なんで納付猶予以外通らないと判断したのか?

それは年金保険料免除の審査基準にあります。

国民年金免除は、前年度所得による審査基準があると明言されているのです。

  • 全額免除…(扶養親族などの数+1)×35万円+32万円未満
  • 4分の3免除…88万円+扶養親族等控除額+社会保険料控除額等
  • 半額免除…128万円+扶養親族等控除額+社会保険料控除額等
  • 4分の1免除…168万円+扶養親族等控除額+社会保険料控除額等

前年度はフルタイムで働いていたので、4分の1免除も通らないのは分かっていました。

特例と言っても、多分通るのは納付猶予だろうなあと思っていたんです。

だから電子申請時に納付猶予だけチェック入れて申請したんですね。

2-2納付猶予と全額免除の審査基準が同じと気づく…orz

それで改めて国民年金保険料の免除・納付猶予制度のページを見ると…

  • 納付猶予制度…(扶養親族などの数+1)×35万円+32万円未満

納付猶予制度と全額免除の審査基準が同じやないかーい!

 

…ああ、なるほど。

納付猶予が特例で通るなら、全額免除も通るのでそちらをどうぞって事かい…。

と、私の早合点で差戻しされたのでした。ああ恥ずかしい…。

2-3特例の免除・猶予は審査基準が分からない?

ところで、国民年金保険料の免除・納付猶予制度のページを改めてみると

失業等による特例免除の審査基準は書いてないんですよね…。

あくまで予測ですが、失業等の特例の場合、免除の基準は緩い方に変動しているのでは?と思います。

審査基準が変わっていないなら、そもそも差戻しせず、普通に審査すれば良いだけですからね…。

 

実際の結果は追って報告したいと思います。

早とちりと思い込みには気を付けよう!

日本年金機構の中の人、本当にごめんなさい。

私が注意深く申請時の基準を見ず

「猶予申請なら審査基準も緩いだろう」と思い込んだ結果が差戻しです。

そしてわざわざ差戻ししていただき、まことにありがとうございました。

 

…再申請しなきゃ。