無職、お金を稼ぐ方法を考える
「仕事やめてやったぜ！」と、解放感に酔った退職直後。
しかし無職の期間中、生活するお金はどうする？という問題は、いずれ頭の中を大きく埋め尽くす。
雇用保険をもらう場合でも、給付日数に限りはあるので、いずれ向き合わなくてはいけない。
もちろんじっくり考えても良いが、考えすぎた結果、動けない…というのは避けたい。
良い機会なので今後、自分の生き方を決める意味でも、お金の問題と向き合っておこう。
■働きたくないけど金が欲しい。ChatGptに聞いてみた
「働きたくない！でもお金が欲しい！」と、今流行中のChatGptに聞いてみた。
すると次の5つの稼ぎ方を回答した。
- 資産運用で稼ぐ
- パートタイムで働く
- フリーランスや副業で働く
- パートナーや家族のサポートを受ける
- 政府の支援制度や福祉を受ける
「働きたくない」から聞いたのだが、AIからの返答は無慈悲にも「働け」だった…。
仕方ない、動くのも億劫だがこのまま食い詰めて無敵の人になるのもご免だ。
ChatGptの答えを基に、無職の今後の身の振り方を考えてみよう！
■資産運用・投資活動で稼ぐ
無職がお金を稼ぐ方法として、最も耳にする機会が多いのが投資活動や資産運用。
いわゆる株の売買や外国為替証拠金取引(FX)が有名だ。
「資産運用で億単位の金を稼ぎました！」という話は今では珍しくない。
ChatGptでも1番目に挙げられており、無職と資産運用はポピュラーと言える。
〇運が良ければ一攫千金も夢じゃない！
資産運用は株価や為替の時流を読み切れば、資産が大幅に増えるのが最大のメリット。
無職なら一日中パソコンの前で情報収集や知識の勉強、売買が出来るので
一般的な社会人と比較すれば、一獲千金のチャンスは多い。
〇豊富な軍資金･知識が必須と敷居が高い
資産運用を始める事は敷居は低い、証券会社で口座を開設した日から個人投資家だ。
しかし、稼ごうと思ったら豊富な軍資金や投資の知識が必須と、楽な道ではない。
破綻の可能性も含めれば、資産運用だけで食っていくのはハイリスク・ハイリターンだと思う。
〇月20万円を稼ぐには4,800万円が必要
投資は1年間で5%の利益を出すのが現実的と言われている。
仮に月々の生活費が20万円、それを投資で稼ぐ場合、240万円を年利5%で稼げる資金が必要だ。
すると計算上では月20万を稼ぐには約4,800万円の軍資金が必要という計算になる。
これは親の遺産等が無いなら厳しいと言わざるをえない。
もちろん利益率を上げれば軍資金も少なくなるが、その分リスクも跳ね上がる。
そもそも4,800万円を無職が持っているなら、無理に投資活動せずとも
趣味や勉強に専念すれば良いじゃん？って話になるよね…。
■パートタイム含めて再就職の道を選ぶ
お金が欲しいなら働く…正論だが耳が痛い。
ただ当面の食い扶持を稼ぐ意味なら、パートや日払いの仕事で働くのも悪くない。
雇用保険で2､3ヶ月の給付制限がある人は、働かないと生活できない人が少なくないだろう。
働けば自然と体は動くので、再就職のハードルは自然と下がるのがメリット。
一方で再就職は、35以上になるとアルバイト含めて働き口は大きく減ってしまう。
再就職に向けて動くなら、いつまでも無職ではなく早めに動いた方が良い。
…まあ私は正直言って、企業勤めは極力避けたいのが本音だが。
■フリーランサー・自営業の道を選ぶ
企業勤めではなく、フリーランスや自営業として働くのもポピュラーだ。
代表的なのがフリーのWebライターやプログラミング、イラストレーターが当たる。
昨今はテレワークの推進や、アウトソーシング(仕事の外注)が盛んなのも追い風だ。
Lancersやクラウドワークス等、フリーランスで仕事を請け負うサイトもある。
自分はこれでお金を稼ごうと思っている。
■転売で稼ぐ
限定品をフリマサイト等で転売して、お金を稼いでいる無職も少なくない。
最近ではポケモンカードやプレイステーション5の転売で稼いだ人も多いようだ。
無職なら時間の制約が無いので、長時間の並びや抽選も問題ない。
しかし世間一般では転売ヤーと揶揄されるなど、決して良い目で見られていない。
私個人としても、転売で生計をたてる気にはならないのでパス。
■YouTuber･動画投稿
YoutubeやTiktok等で動画投稿を行い収入を得る方法がある。
趣味や副業で出来る気軽さ、スマホ1つあればOKという敷居の低さがメリットだ。
反面、始めた当初は再生数が1桁、多くて3桁と再生数が伸び悩んだり、収益につながりにくい。
またYouTube側で収入単価が変わったり、前触れなく収益停止になる所は難点。
根気よくバズるまで続けられるまで心と資金が持つか？がポイントか。
余談だがYouTubeで『無職』を検索すると、無職の日常をテーマに動画投稿をしている人も割と多い。
…見てるだけで胸がキューッと締め付けられるサムネイルばかりなんだけどね…。
〇YouTuberの平均月収は1～5万円
少し前のデータになるが2019年10月にYouTuberの月収を調べたところ、平均が1～5万円という記事があった。
このデータによると、817人のYouTuberの内、438人がYouTube収益が5万円以下となっている。
高収入で有名なHikakinをはじめとするYouTuberもいるけど、彼らは例外中の例外。
月5万円以上稼げるだけでもYouTuberとしては、上澄みだと私は思う。
■パートナーや家族のサポートを受ける
パートナーや家族のサポートを受けるのも、Chat Gptは1つの選択肢としている。
恋人や配偶者、家族からサポートを受けられるなら、彼らを頼るのも決して悪い手ではない。
人間は身近な人から頼られるのは決して悪い気分はしないからだ。(もちろん限度はある)
両親との仲が悪くないなら、家元に帰って再出発までゆっくり休むのもアリ。
恋人がいるなら事情を話して、今後どうするか二人で決めて、その間の生活を助けてもらうのも良いだろう。
…まあ自分は恋人もいないし、家族もいない。この選択肢は無いが…。
■生活保護で生きる為のお金をもらう
無職にとっての最終手段、国から合法的にお金をもらえるのが生活保護。
「もうお金が無い…家賃はおろか食費も無い」そんな進退窮まった人向け。
色々と条件はあるものの、条件と審査さえ通れば生きるだけのお金はもらえる。
菅義偉元首相は言いました「(困窮する人は)最終的には生活保護がある」と。
なので「生活出来ない…もう首括るしかないのか」と絶望しなくてもOK。
せっかく行政が用意してくれているセーフティネット。
働いている時は高い税金払っていたんだし、活用させてもらわなければ損である。
今の所利用する予定は無いが、本格的にアカン！ってなったら躊躇せず申込む考えだ。
■無職でも金を稼ぐ手段は意外とある
無職でもネットで仕事を請け負ったり、投資等でお金を稼ぐ手段は豊富にある。
むしろ無職故に時間はたくさんあるので、サラリーマンと比較すると
様々なことにチャレンジできる環境だと言えるだろう。
良い機会なので、自分もフリーランスとして生活できるよう取り組んでいこうと思う。
